納豆は筋肉を大きくする効果が凄いってホント?

あなたは納豆は好きですか?嫌いですか?納豆嫌いの人って意外と多いですよね。でも、納豆って凄いんですよ。

Aさんは毎朝どんな朝食を食べてるんですか?

A先輩
納豆だね。納豆。

おぉぉ~!!僕もほぼ毎日納豆食べてるんですよ。子供の頃は嫌いだったんですけどね。

A先輩
関西の人は納豆が駄目って人が多いね!けど、筋肉には凄く良いからね。

やっぱり納豆は筋肉を大きくするには効果絶大なんですよね?

A先輩
そりゃ、あれだ。
大豆は畑の野菜って言うだろ!それくらい凄い効果があるってことだよ。

畑のお肉・・・ですよね。

A先輩
あぁ・・・
そうとも言うかもね。

『大豆は畑のお肉』というフレーズを聞いたことがありますよね?味も食感もお肉とは全然違いますが、何がそんなに肉っぽいのでしょうか?

というわけで、今日は
 
納豆が筋肉を大きくする効果とは?
 
というテーマを取り上げたいと思います。普段何気なく食べていた納豆ですが、たまたまテレビを見ていたら認知症にも良いのだとか。そんな凄い食材の納豆の筋肉に対する効果について考えてみたいと思います。

納豆の筋肉効果はタンパク質だけじゃない?

納豆が体に良いということは何となく知ってますよね。でも、1日中納豆だけっていうのは違う気がしますが・・・

上の動画では一日で20パックの納豆を食べたそうですが、凄いですよね。こんな動画を見たら一度挑戦してみたくなりますが、なかなかその勇気が出ません。

動画では1日で体重がかなり減っていますが、勿論筋肉が減ってしまっているわけではないでしょう。筋肉を大きくするにはタンパク質が必要ということはあなたも知っていると思います。大豆にはタンパク質が多く含まれているので、筋肉を大きくするには効果的なはず!

しかし、本当に納豆を食べれば筋肉は大きくなるのでしょうか?

実は、大豆100gあたりのタンパク質含有量は34gですが、納豆に加工した場合のタンパク質含有量は17g。生の大豆の半分になってしまうのです。

しかも、納豆1パックは残念ながら100gもありませんので、実際に私が食べている納豆1パック分のタンパク質の含有量はもっと少なくなります。

一般的な正方形のパックの納豆の場合、内容量は40~50g。丸いカップのものは30~40gです。特大サイズの納豆の場合は100g以上入っているようですが、残念ながら私の住む地域(関西地方)のスーパーでは見たことがありません。例えば藁納豆なんは大きいようですが・・・

つまり、単純計算で納豆1パックが50gと考えると、実際のタンパク質の量は8.5gしか摂取できないことになります。成人男性の1日に必要なタンパク質の目安は約50gということなので、約6分の1の量です。意外と少ないですよね。

50gのタンパク質を納豆だけで賄おうと考えると、1日に約300gの納豆を食べなければならない計算になります。先程の動画のように20パックも食べれば十分ですが、やはりそれだけで生活するのは無理ですよね。

とはいえ、植物性の食物からそれだけのタンパク質を摂取できるものというのは他にはなかなかありません。ですから、大豆は畑のお肉と呼ばれているのです。しかし、単純にタンパク質が多いというだけではありません。

実は、納豆の材料である大豆に含まれるタンパク質は完全タンパク質なのです。完全タンパク質だからこそ、筋肉肥大に大きな効果を発揮するということなのです。

言葉の響きが凄いですが・・・

完全タンパク質って何ですか?

という話ですよね。逆に、不完全なタンパク質ってあるのでしょうか?
 

納豆は完全タンパク質!筋肉に効果あり?

タンパク質は20種類のアミノ酸から構成されていて、その内9つのアミノ酸は体内で作り出すことができないものです。ですから、食品として体内に取り込む必要があり、必須アミノ酸と言われています。

そして、9つの必須アミノ酸がほぼ同量に含まれているものを完全タンパク質と言われています。

同量ってどういうこと?

実は、アミノ酸の働きは少ない量のアミノ酸のレベルにしかならない『アミノ酸の桶の理論』というものがあります。

桶に水を入れた時に一か所でも高さの低い板があればその高さ以上に水を入れることは不可能です。アミノ酸も同じで、一番低いものに合わせてしまうということですね。では、納豆の減量である大豆はどうでしょうか?

実は、大豆は全ての必須アミノ酸の量が高いレベルで揃っている完全タンパク質なのです。

それを表すのがアミノ酸スコアと呼ばれる指標です。アミノ酸スコアというのは、その食品に含まれる必須アミノ酸の比率を表す数値ですが、大豆のアミノ酸スコアは100となっています。

アミノ酸スコアが100の食品は、他に牛肉(ロース)やアジ(生)、鶏卵などの動物性の食品が多く、例えばりんごやキャベツなどのアミノ酸スコアは50前後、玄米は68となっています。つまり、植物性の食品の中では大豆だけが高い数値となっているようなイメージですね。

納豆のタンパク質が凄いことはわかりましたが、納豆の凄いところはタンパク質だけではありませんでした。その凄い納豆パワーをほんの少しだけ紹介したいと思います。

納豆が凄い効果を発揮する5つの理由!

納豆は多くの特徴がありました。主なものは次の5つ。

  • ビタミンB群がエネルギー生産と疲労回復に効果的!
  • ナットウキナーゼで血液サラサラ!
  • イソフラボンがホルモンバランスに効果的!
  • 発酵食品は腸の働きをサポート!
  • 亜鉛が筋肉の修復を補助!

特に筋肉と関係があるのが、亜鉛です。亜鉛はタンパク質と結合した状態で働き、傷んだ筋組織の修復を補助する働きがあります。亜鉛が体内に貯蔵されていることで新陳代謝が活発になり、筋組織の回復もスムーズになることがわかっています。

納豆100gに含まれる亜鉛の量は1.9mgです。亜鉛が多いイメージの牡蠣が13.2mg、レバーが6.9mgですので、比較すると多くはありませんが、筋トレの効果を引き出すのに一役買うことは間違いありません!

まとめ

今日は納豆が筋肉を大きくするのに効果的なのか否かということについて考察してみました。納豆嫌いな人も多いかもしれませんが、とっても良い食材なので、これを機に納豆を見直してみてはいかがでしょうか?では、もう一度記事を振り返ってみましょう。

納豆の材料となっているのは大豆。そして、大豆は畑のお肉と言われるくらい、タンパク質が豊富な食材です。筋肉を作る上で効果を発揮するのは、やはりタンパク質の量でしょう。

しかし、納豆に含まれるタンパク質が凄いのは、ただ単に含有量が多いだけではありません。重要なのは、大豆のタンパク質がアミノ酸スコアが100の完全タンパク質という点です。

更に、納豆には他にも様々な特徴があり、健康にとっても良いとされています。その中でも筋肉に関係するのが亜鉛です。亜鉛は筋組織の修復を補助する働きがあるので、筋トレの強い味方なのです。

納豆を食べ続けたら筋肉が落ちるという意見もありますが、それは納豆と一緒に食べるご飯による効果かもしれません。決してご飯で筋肉が落ちるというわけではありませんが、もし筋肉が落ちたと感じたのなら、それは炭水化物によって脂肪が付いたからではないかと考えます。

納豆を大量に食べることを意識するあまり、米も一緒に大量に食べるということでは脂肪が付く可能性が高いので注意が必要です。そういう点に多少気を配りつつ、納豆を食べてみましょう。