良く聞かないですか?
「脂肪が筋肉に変わる」とか「筋肉が脂肪に変わる」とか。何気ない会話からちょっとした疑問を感じることになりました。
でも、それって都市伝説ってやつだから!!
薄々気が付いていたんですけどね。(笑)
都市伝説って言われたら、もうどうしようもないですよね。でも、もうちょっと具体的に知りたいとは思いませんか?

というわけで、今日は
脂肪は本当に筋肉に変わることは無いのか?
というテーマを取り上げてみたいと思います。既に答えは出ているような感じではありますが、本当は脂肪が筋肉に変わることができるのかも・・・という一抹の希望を持って調べてみました。調べてみると、意外な事実がわかりました!
脂肪と筋肉の意外な関係!脂肪が筋肉に変わるとき・・・
脂肪から筋肉へ、筋肉から脂肪へという変化はありません。それは、脂肪と筋肉の組織成分そのものが別だからです。それぞれの成分はこちら。
- 脂肪:食事で摂取した炭水化物と油
- 筋肉:タンパク質
つまり、全然違う物質なので変化する可能性がありません。それを踏まえて、こちらの短編動画を見てみましょう。
動画を見て頂くと、脂肪が直接筋肉に変わるということは無いということがすぐに理解できると思います。しかし、気になるのが後半部分の内容ですね。後半の部分では脂肪が筋肉を作る手助けをしているような感じのことを話されていました。どういうことでしょうか?
脂肪から筋肉へ!秘密は成長ホルモンだった?
脂肪が筋肉に直接変わるということはありませんが、どうやら間接的に関与しているようです。キーワードは成長ホルモン。
成長ホルモンというのは成長期に出るホルモンというわけではありません。最初に発見されたのが成長期だったというだけで、ちょっとネーミングセンスが無さ過ぎではないでしょうか。実は成長ホルモンには様々な働きがあることが分かってきたのです。主な働きは次の4つ。
- 骨や筋肉を作る
- 体脂肪を分解する
- 傷んだ肌を修復する
- 免疫力を増強する
ここで注目したいのが、1番と2番ですね。つまり、成長ホルモンは骨や筋肉を作る作用がある一方で体脂肪を分解する作用があるという点です。
つまり、成長ホルモンによって脂肪が分解され、筋肉を作る為のエネルギーとして使われます。正に脂肪が筋肉に変わるというイメージではないでしょうか?

しかし、ちょっとした疑問がありますよね?
筋トレをするとどうなるのでしょう?
- 成長ホルモンの分泌に必要な乳酸を発生させる
- 傷付いた筋肉組織を修復しようと成長ホルモンが分泌される
- 成長ホルモンは運動後3時間以内に分泌される
つまり、筋トレをすることで脳下垂体に貯蔵されている成長ホルモンの分泌が促されるのです。
成長ホルモンというのは言葉の通り成長期に最も多く分泌されるホルモンです。そして、加齢と共に分泌量が減少することがわかっています。ですから、少しでも成長ホルモンを多く分泌するように筋トレをするのが良いでしょう。
まとめ
今日は脂肪は筋肉に変わることは無いのかということについて調べてみました。
調べてみて、意外なことがわかりましたね。完全に都市伝説だと思っていた「脂肪が筋肉に変わる」ということに近いことが起こっているということです。もう一度記事を振り返ってみましょう。

まず、いくら頑張って筋トレをしたところで、脂肪が直接筋肉に変わるということはありません。しかし、筋トレをすることで、成長ホルモンの分泌が促されます。
成長ホルモンには、
- 骨や筋肉を作る
- 体脂肪を分解する
という二つの働きがあるので、筋トレをすることで結果的に体脂肪が分解され、筋肉を作るということが起こり得るということになります。
ところで、『筋肉が脂肪に変わる』というのは完全に都市伝説であり、それについてはとっても簡単な原理で説明ができます。筋肉は運動をしなければ減少します。そして、運動をしないのに今までと同じようにエネルギーを摂取していればどうなるでしょうか?そうですね、エネルギーが余りますよね。
エネルギーが余ってしまうと、当然体脂肪として体に蓄積されてしまいます。つまり、筋肉が脂肪に変わるというのは、
- 筋肉が落ちる
- 脂肪が蓄積される
という現象があたかも同時に起こっているように見えるだけなんですね。こんなことが起こらないように、日々筋トレに励みましょう。そんなあなたにおすすめなのがこちらのサプリメント!!