ダンベルの重さ表示って意外とわかりにくいと感じたことはありませんか?筋トレの途中でダンベルの重さを変えようとした時、計算がややこしいと感じますよね。
そう言えば、ダンベルを購入する時にも悩んだことがありました。こういう時は職場の先輩で筋トレマニアのAさんに相談です。
じゃぁ、計算とかめんどくさいじゃないですか!?
実はシャフトだけじゃなく、プレートを固定するカラーもある程度の重みがあるということで、実際に使用する時の重量計算は更に大変です。
というわけで、今日は
ダンベルの重さはシャフトの重さも含んで考えるの?
というテーマを取り上げてみたいと思います。ダンベルの取扱説明書を読んでみると、ダンベルのシャフト単体、つまりプレート無しの状態でもトレーニングに使用できると書かれています。それくらい重量があるんですね。実際、どのくらいの重さなのでしょうか?
ダンベルシャフトの重さは色々
ダンベルのシャフトと言っても、実は太さや長さの違う物が沢山存在します。こちらの動画では650mmのロングシャフトを使用されていますが、使い難そうですね。
太さに関してもいくつかの種類があります。例えば、下のようなシャフト径のもの。
- 標準規格:直径28mm
- オリンピックシャフト:直径50mm
- 山善:直径26mm
他に直径30mmのシャフトもあるようですが、詳細がわかりませんでした。この中から私がおすすめするのは直径28mmのダンベルシャフトです。プレートをバーベル共用する場合にはオリンピックシャフトの方が良いと思いますが、価格も高くなりますし、ダンベルとしては一般的ではありません。
そこで、直径28mmのシャフトについて各メーカー商品の重さについて調べて下の表にまとめてみました。
販売店(メーカー) | シャフト長さ | 重さ |
TIZ STYLE | 355mm | 2.5kg |
TIZ STYLE | 410mm | 2.5kg |
BODY MAKER | 400mm | 2.5kg |
BODY MAKER | 420mm | 2.5kg |
ファイティングロード | 400mm | 2.5kg |
アイロテック | 550mm | 3.0kg |
WILD FIT | 450mm | 2.4kg |
WILD FIT | 550mm | 2.8kg |
モリヤ | 440mm | 2.5kg |
マーシャルワールド | 380mm | 2.5kg |
イバンコ | 390mm | 2.4kg |
イサミ | 500mm | 2.65kg |
アトラス | 420mm | 2.5kg |
アトラス | 550mm | 2.8kg |
表をざっと見て気が付くのは、シャフト長さが355mm~450mmのシャフト重量は殆どのメーカーで2.5kgとなっています。それ以上の長さになると商品が少なくて良くわかりませんね。
要するに、一般的なダンベルの場合、シャフトの重さは2.5kgであると考えて良いでしょう。2.4kgのシャフトもありますが、100g程度は誤差として考えても良いのではないかと。
ところで、ダンベルの話をしていると、
なんて言う人がいますが、どうなのでしょうか?直径28mmのシャフトで高重量に耐えられるのでしょうか?
ダンベルのシャフトが折れることは殆どありません
金属の頑丈そうなダンベルシャフトが折れるのでしょうか?
インターネットで調べてみましたが、ダンベルのシャフトが折れたという話は見付かりませんでした。当然、私の周りでも折れたという話は聞いたことがありません。例え安価なダンベルシャフトだったとしてもです。
但し、ダンベルではなく、バーベルは折れる可能性があるようです。

バーベルのシャフトが折れるというのも、非常に稀な話ではありますが、使用方法によっては折れることがあるようです。どのような時にシャフトが折れるのでしょうか?
それは、床にバーベルを落とす時。ここからは推測なのですが、床にバーベルを落とした瞬間に、両端のプレートが違う方向に向かって跳ね返ろうとした場合、凄い力でシャフトは捻じれることになりますよね。
恐らく、そのような捻じれ、歪みによって金属疲労が徐々に蓄積され、ある時突然折れるのではないかと考えます。つまり、床に落とすような使用方法をしなければ、そうそう折れるものではなさそうです。

過去にはバーベルのシャフトが折れ、そのシャフトが刺さって大事故になったこともあるようなので注意が必要ですね。ダンベルを使用している分には問題なさそうですが・・・
まとめ
今日はダンベルの重さ表記はシャフトの重さも含んでいるということで、色々なメーカーのダンベル用シャフトがどのくらいの重さなのかということを調べてみました。
ダンベル用のシャフトは特殊な物でない限り、重さは2.5kgとなっており、ある程度計算が容易になるように配慮されています。
中には2.65kgというシャフトもあり、計算を複雑にしているように思えますが、そういう製品を購入した時には慣れるしかないでしょう。ですから、購入されるなら2.5kgのシャフトをおすすめします。
ちなみに、ダンベル用のプレートを固定するカラーについても各メーカーで重さが違いますが、こちらはダンベルの重さ表記には含まれていない場合がありますので要注意です。
1個250gだったとしても、両端に取り付けると0.5kgになります。ですから、10kgだと思っていたら、実は10.5kgでトレーニングしていたとか。大したことではないかもしれませんが、覚えておくと良いのではないでしょうか。
ダンベルの購入はこちらの記事を参考にしてください。