
CLAと一緒に摂取するとダイエット効果が更にアップするって聞いたことあるわ。
CLAと比べるとかなり有名なL-カルニチン。その名前くらいは耳にしたことがあるのではないでしょうか。でも、イマイチどういう効果があるのかわかりません。あなたはカルニチンが何故ダイエットに効果的なのかということを知っていますか?

というわけで、今日は
L-カルニチンの3つの効果がダイエットを加速させる!?
というテーマを取り上げてみたいと思います。L-カルニチンのことをもっと知って、今日からのダイエット生活に効果を期待しましょう!
目次
L-ルニチンの3つの効果!サポートするのはダイエットだけじゃなかった!
まず、L-カルニチンとは何なのでしょうか?
L-カルニチンは特別な物ではなく、体内にあるアミノ酸の一種。必須アミノ酸のリジンとメチオニンから合成された遊離アミノ酸で、我々の筋肉細胞に多く存在しています。勿論、体内で合成されるので、L-カルニチン自体は必須アミノ酸ではありません。
L-カルニチンの主な効果は次の3つ。
- 動悸や息切れなどの心臓病の症状を緩和
- 抗疲労作用
- 脂肪燃焼
実は、L-カルニチンは元々心臓病の薬として開発されたそうです。というのも、心臓が動く為のエネルギーというのは70%が脂肪燃焼から得ているのですが、そのエネルギー供給に関係するのがL-カルニチンです。ですから、心臓疾患の症状緩和にはL-カルニチンが効果を発揮するということなのです。

また、L-カルニチンはスポーツの場面においても大いに効果を発揮します。主に、スタミナアップや筋肉痛の緩和、疲労回復という点で効果的です。その中でも疲労回復効果ということに関しては、非常に実感し易いというデータも出ています。ですから、スポーツでスタミナ不足を感じた時にもL-カルニチンが役に立ちそうですね。
そして、何よりもダイエットに関係があるの脂肪燃焼効果です。
L-カルニチンは唯一の運び屋!?遊離脂肪酸を焼却炉まで!!
実は、L-カルニチンは脂肪酸をミトコンドリアに運ぶ唯一の栄養素なのです。つまり、脂肪を燃焼させるときにはL-カルニチンが必要になるということですね。唯一ってところが凄くないですか?唯一の運び屋ですよ!
体脂肪が分解されて遊離脂肪酸になったとしても、ミトコンドリアに取り込まれなければ脂肪が燃焼することはありません。そこで、運び屋L-カルニチンの登場です。遊離脂肪酸をミトコンドリアに運んで脂肪を燃焼させることによって、体脂肪はエネルギーに変換されるのです。

ですから、L-カルニチンを摂取することで、ダイエット中の脂肪燃焼効率が良くなるという効果が期待できそうですよね。
そのL-カルニチンは体内で合成できるということを前述しました。しかし、その合成量は20代でピークを迎え、加齢とともに徐々に減少。そして60代になると、合成量は20代の時の約6割になってしまうのですね。
我々40代も体内のL-カルニチンがかなり減少していると思われます。つまり、慢性的なL-カルニチン不足の可能性があるということになります。では、L-カルニチンって食事からも摂取できるのでしょうか?CLA(共役リノール酸)は普通の食事から摂取するのが非常に難しいのですが、実はL-カルニチンは意外と食事からの摂取も可能だったりします。
L-カルニチンは食事からも摂取できる?
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」ではL-カルニチンの必要摂取量についての記載はありませんが、摂取上限の目安については1日あたり1,000mgと定められています。
そこで気になるのが、
ということではないでしょうか。
例えばこちら。羊の肉ですね。次の動画では一生懸命説明されていますが、この人って一体何者なのでしょうか?羊が大好きっぽいですが・・・
しかし、羊の肉って本州ではあんまり食べないですよね。入手困難だったりもします。他の食材には含まれていないのでしょうか?主な食品100g辺りのL-カルニチン含有量を下にまとめてみました。
- ヤギ:221mg
- 仔羊(ラム):190mg
- 牛肉:118mg
- 豚肉:27.4mg
- 鶏肉:8mg
羊もそうですが、やはりヤギもなかなか食品としては難しいですよね。私は生まれてこの方、ヤギを食したことがありません。そして、この先も常にヤギや羊を食べ続けるということも困難でしょう。
ということは、L-カルニチンを食事から摂取しようと考えると牛肉や豚肉ということになりますが、例えば1000mgのL-カルニチンを食事から摂取しようと考えると800g以上の牛肉を食べなければならないという計算になります。
実際は1日に必要なL-カルニチンの約25%は体内で合成されるということなので、そこまで必要ではないでしょう。しかし、半分の500mgと考えても、牛肉を400g以上食べなければなりません。つまり、L-カルニチンを食事から摂取することは可能だが、十分な量を摂取できるかと言われると、微妙なところではないでしょうか。
ですから、ダイエット時により多くの体脂肪を燃やしたいと考えた時、L-カルニチンはサプリメントで摂取するという方法が良いでしょう。
まとめ
今日はL-カルニチンのダイエット効果ということについて調べてみました。L-カルニチンは元々心臓の薬として考案されていましたが、2002年に健康食品として認可され、現在ではダイエット用に効果のあるサプリメントとして広く認識されています。
L-カルニチンの主な効果としては次の3つが挙げられます。
- 動悸や息切れなどの心臓病の症状を緩和
- 抗疲労作用
- 脂肪燃焼
その中でも、ダイエットに関係するのは脂肪燃焼効果ですね。L-カルニチンは血液中の遊離脂肪酸をミトコンドリアに運び込む役割りを担っています。ですから、L-カルニチンを摂取することで、より多くの脂肪が燃焼することが期待できます。
L-カルニチンを食事からの摂取をするのは可能ですが、意外と難しいという印象です。ですから、ダイエット目的の場合にはサプリメントという形で摂取するのが一番おすすめ。そして、運動の30~60分前にL-カルニチンを摂取すると、よりダイエットに効果的です。
私が調べたところ、L-カルニチンを上限一杯の1,000mg配合している商品はなかなかありません。その中の一つがゴールドジムのL-カルニチンです。
より脂肪燃焼効果を実感したいと思ったら、やはり配合量が多い方が良いのではないでしょうか?ゴールドジムの商品は比較的値段が高いと思いますが、それは品質への拘りが現れているのでしょう。ですから、安心を買うならゴールドジムがおすすめです。
また、L-カルニチンと一緒にCLAサプリメントも摂取することで、更に脂肪燃焼効果が高まることが期待できます。CLAサプリメントに関してはこちらの記事をご覧ください。
あなたの頭の中でイメージしてください。CLAによって多くの体脂肪を分解し、それをL-カルニチンによってミトコンドリアに運び込み、そして体脂肪がどんどん燃焼していく状態を。